明治初期の馬名簿・掲示板

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凄い調査量と futeki

2023/05/13 (Sat) 21:25:08

内容の濃さに頭が下がります。新発見も一杯あるのでしょうね。
少なくとも自分は知らないことだらけなので、毎回楽しみに拝読させて頂いております。

飛花の繁殖成績ですが、以前通りすがりさんに教えて頂いたものがあります。
ソースがよくわからないのですが、或いはネットで公開されている資料から裏付けが取れるのかもしれません。

1878 七重ノ里(七重里、七重ノ郷)   牝 栗毛 父ドンジヤン
1879 七重ノ緑(七重緑)        牝 栗毛 父ドンジヤン
1880 緑水               牝 青毛 父深緑
1882 アメリカ(亜米利加)       牝 鹿毛 父ポツプエークルス
1883 ワシントン(華盛頓)       牝 栗毛 父ポツプエークルス
1885 第二キングスレー         牝 栗毛 父キングスレー
1886 第二アドミラール(第二アドミラル)牝 不明 父ジユニオルアドミラール

緑水は和種との野合で産まれた仔だそうで、明治13年8月21日生。七重で繁殖入り、後に真駒内へ。
最後の2頭は牝馬なのに父の名前が付けられてますが、最初期(明治19年位まで?)の七重官園では
こういう例(もっとひどいのは母父名を牝馬に付ける)が散見されるようです。
キングスレーは自分のサイトでは供用地と時期が間違ったままなのですが、
一年だけ七重で供用された時の産駒が第二キングスレーなのでしょうね。
その後、下総へ移ったキングスレーからは牡馬の第二キングスレーも誕生しております。

Re: 凄い調査量と - bonklers

2023/05/15 (Mon) 10:08:40

いつもお世話になっております。
飛花の件、なかなか濃い情報をお持ちですね。

七重の情報はどこかできちんと管理されていたのですね。
イタリア馬「神戸」につきましても「70年のあゆみ」を見る限り
その経緯が意外と捕捉されている感がありますので
そこらへんも含めて帳面がまとまっているのでしょう。
内国産洋種牡馬「北星」の正体も分かると良いのですが。

産駒状況を見る限り
牝馬一号が「飛花」ならば二号は「七重ノ里」で三号は「七重ノ緑」
と考える事も出来そうです。

また七重ノ緑が明治12年産ならば
当該飛花の写真は明治12~13年という事になりますね。
北海道のこの進歩的写真技術が下総にもあれば
高砂の写真も残ったであろうところが少し残念に思います。

七重は新冠に比べて何となく馬匹の管理が甘いようにも感じますので
名前に関してもある程度適当な処理されるのも仕方ないかな、と思います。

当該情報に関しましては載せるかどうか検討してみます。
御情報ありがとうございました。

掲示板 - bonklers

2023/04/11 (Tue) 09:46:46


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